体質改善プログラムは、漢方の考え方に基づいてあなたの不調から、その特徴や傾向を知るものです。不調が続くようであれば、個別に漢方相談をしてもらうことをおすすめします。多くの不調は間違った身体の使い方や生活習慣からきているので、漢方薬を飲みながら生活指導も受けられます。
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漢方・漢方薬の薬日本堂 > 不調でお悩みの方へ > 漢方で胃腸の調子を整えよう。症状別におすすめの漢方も紹介
胃腸による消化吸収の働きは、「気」が充実し、スムーズに巡ることで機能します。「気」の不足や滞りがあると胃腸の動きが鈍り、食欲不振や胃痛・腹痛などの原因となります。
胃腸は身体の中央にあり、口から食道、胃腸を通って肛門に至る消化管の一部です。消化管のぜん動運動(収縮しながら波のように内容物を送る運動)によって、飲食したものを送りながら消化し、栄養として吸収します。
胃は内部が粘膜で保護されており、胃液を分泌して食べ物を消化し、吸収しやすい状態に整えて次に送ります。続く腸ではさらに消化が進み、栄養や水分が吸収され、不要なものは大便として排泄されます。
胃は偏った飲食やストレスの影響を受けると、張りや痛み、吐き気などを生じます。腸も同様で、ストレスや疲れなどが腸のぜん動運動に異常をきたすと、下痢や便秘、腹痛といった症状が現れます。
漢方では「気」が不足すると消化吸収の力が弱り、食欲不振や消化不良を起こすと考えます。また胃腸は湿度の高い環境が苦手で、特に梅雨時期は胃腸障害が起こりやすいので注意が必要です。
胃腸の不調を引き起こす原因にはさまざまなものがあります。
一番大きいのは飲食物の影響です。単純な食べ過ぎはもちろんのこと、冷たいものや辛いものなど、特定のものを過食しても負担になります。不規則な生活やストレス、過労、虚弱体質なども胃腸の動きを鈍らせる要因となります。詳しくみていきましょう。
漢方では症状を「身体からの声(SOS)」としてとらえ、根本から原因を考えます。
胃腸の不調は「気」「血」の生成を妨げるため、胃腸の症状だけでなく、疲労倦怠感やむくみなどにも繋がります。
漢方薬はその声や体質に応じて約200種類から選定していきます。
また、胃腸が不調である原因は生活習慣も関係しています。生活習慣を見直すことで、改善への近道になります。
まずは自分の症状タイプを知り、それに合わせた生活習慣を取り入れましょう。
まずは、ご自身のタイプを知り、そのタイプに合ったお勧めの生活方法を取り入れることから始めましょう。
漢方薬は専門家の指導の上での服用をお勧めします。
もともと胃腸が虚弱だったり、過労や心労で胃腸の動きがにぶっている状態。
エネルギーと栄養が不足して疲れやすいのが特徴です。
※漢方薬はあくまでも一例です。症状や体質によって漢方薬は
変わりますので、まずは専門家に御相談ください。
※画像はイメージです。
元気を補う食材食材
山芋、大豆、人参、椎茸、きゃべつ、
雑穀、かぼちゃ、鶏肉、えび
胃腸の負担を軽くするために、消化しやすいものを食べること、しっかり噛むことを意識しましょう。
食事時間の乱れと早食いは胃腸に大きな負担をかけて代謝をさげてしまいます。なるべく規則正しい食事時間を心がけ、添加物の少ない食品をしっかり噛んで食べましょう。
梅肉は昔から食欲不振や吐き気などに用いられてきました。殺菌作用もある梅肉は胃腸の調子を整えてくれます。つぶした梅干しと生姜のしぼり汁、醤油少々に熱い番茶を注いだ梅醤番茶は、冷えにもよく手軽なのでおすすめです。
「中脘(ちゅうかん)」はみぞおちとおへそを結ぶ中間あたりにあります。弱った胃腸を元気にするので、冷えた時にはお灸やカイロなどで温めるのもよいでしょう。
もともとの冷え性や、冷たいもの・生ものなどのとり過ぎなどで胃腸が冷えている状態。温めると楽になるのが特徴です。
※漢方薬はあくまでも一例です。症状や体質によって漢方薬は
変わりますので、まずは専門家に御相談ください。
※画像はイメージです。
温める食材
生姜、ねぎ、にんにく、にら、
シナモン、しそ、山椒、黒糖
冷たいものや生もののとり過ぎに注意しましょう。腹巻などで温めるのも有効です。
食事時間の乱れと早食いは胃腸に大きな負担をかけて代謝をさげてしまいます。なるべく規則正しい食事時間を心がけ、添加物の少ない食品をしっかり噛んで食べましょう。
梅肉は昔から食欲不振や吐き気などに用いられてきました。殺菌作用もある梅肉は胃腸の調子を整えてくれます。つぶした梅干しと生姜のしぼり汁、醤油少々に熱い番茶を注いだ梅醤番茶は、冷えにもよく手軽なのでおすすめです。
「中脘(ちゅうかん)」はみぞおちとおへそを結ぶ中間あたりにあります。弱った胃腸を元気にするので、冷えた時にはお灸やカイロなどで温めるのもよいでしょう。
生活リズムの乱れやストレスなどで、胃腸の正常なリズムが乱れて消化機能が低下している状態。お腹が張りやすいのが特徴です。
※漢方薬はあくまでも一例です。症状や体質によって漢方薬は
変わりますので、まずは専門家に御相談ください。
※画像はイメージです。
気をめぐさせる食材
香味野菜(セロリ、春菊、三つ葉)、
ミント、陳皮、柑橘類、ハーブ
頑張り過ぎずに、ストレス解消、気分転換をこころがけましょう。香りは気をめぐらせます。
食事時間の乱れと早食いは胃腸に大きな負担をかけて代謝をさげてしまいます。なるべく規則正しい食事時間を心がけ、添加物の少ない食品をしっかり噛んで食べましょう。
梅肉は昔から食欲不振や吐き気などに用いられてきました。殺菌作用もある梅肉は胃腸の調子を整えてくれます。つぶした梅干しと生姜のしぼり汁、醤油少々に熱い番茶を注いだ梅醤番茶は、冷えにもよく手軽なのでおすすめです。
「中脘(ちゅうかん)」はみぞおちとおへそを結ぶ中間あたりにあります。弱った胃腸を元気にするので、冷えた時にはお灸やカイロなどで温めるのもよいでしょう。
暴飲暴食や消化しづらいものを食べて胃腸につまりがある状態。飲食物がたまり、吐き気や口臭、口内炎など上がってくるのが特徴です。
※漢方薬はあくまでも一例です。症状や体質によって漢方薬は
変わりますので、まずは専門家に御相談ください。
※画像はイメージです。
腎を補い消化を助ける食材
大根、玉ねぎ、さんざし、陳皮、梅、
酢、なす、とまと、とうふ、どくだみ
油っぽいもの、甘いもののとり過ぎ、暴飲暴食に注意しましょう。品数を増やすと少量ずつでも満足できます。
食事時間の乱れと早食いは胃腸に大きな負担をかけて代謝をさげてしまいます。なるべく規則正しい食事時間を心がけ、添加物の少ない食品をしっかり噛んで食べましょう。
梅肉は昔から食欲不振や吐き気などに用いられてきました。殺菌作用もある梅肉は胃腸の調子を整えてくれます。つぶした梅干しと生姜のしぼり汁、醤油少々に熱い番茶を注いだ梅醤番茶は、冷えにもよく手軽なのでおすすめです。
「中脘(ちゅうかん)」はみぞおちとおへそを結ぶ中間あたりにあります。弱った胃腸を元気にするので、冷えた時にはお灸やカイロなどで温めるのもよいでしょう。
胃腸が弱く、漢方の飲み合わせに不安があります。気にしなくて大丈夫でしょうか?
漢方薬は自然由来の成分を用いたもので、副作用が比較的少ないとされていますが、それでも個人の体質や健康状態によっては不快な反応を示すことがあります。漢方は個々の体質に合わせて選定されることが多く、胃腸が弱いという特性に配慮した処方を選択することが重要です。まずはお気軽にご相談ください。
漢方相談では、カウンセリングを通してお客様一人ひとりの胃腸に現れている症状や体質を確認しながら、それに合う漢方のご提案や、体質の根本的な改善のための生活アドバイスを行っています。胃腸の不調を整えるために、漢方相談をぜひご活用ください。
今回の記事では以下の内容をお伝えしました。
薬日本堂株式会社(くすりにほんどう)
1969年創業の漢方専門店。一人ひとりの体質や悩みに合わせて健康・美容をトータルにアドバイスする「ニホンドウ漢方ブティック」「カガエ カンポウ ブティック」「薬日本堂」を全国に展開。その他、ニホンドウ漢方ミュージアム(東京・青山)、薬日本堂漢方スクール、出版・監修、他業種とのコラボレーションなど、漢方・養生を軸とした幅広い事業展開を行っています。 (事業内容はこちら)